栃木県那須地域に口伝のみで伝わる篠工芸で作られた、美しいうどんざるです。
このざるの特徴は底部が四つ脚で立っていること。編みのみでこの形を作るためには、正確な本数を計算して編むそうです。これにより、水捌けがよく、うどんざる以外にも野菜を置いたり、屋外で洗い物の水切りとしても重宝します。
我が家でも日常使いをしておりますが、その水切れの良さからカビの発生もなく、本当に使い勝手が良いものです。またキッチンやBBQでも、その佇まいの美しさは豊かな空間を演出してくれます。
この編みの技術ができる方は今やたった4名。お歳は87歳がお二人と91歳がお一人。そして縁もゆかりもない土地へ1人移住し、一生懸命技術を繋いでくれている若い女性が一人。その方が、渦の中村さんです。
篠工芸ですごいのはその軽さと耐久性。
なんと次のメンテは40〜50年後が目安。200年前の製品が今も普通に使えると言います。しかも天然素材100%、サステナブルの極地。
民芸品は生活用品ゆえ耐久性、軽さ、メンテナンスに優れています。まさに古来から続く素晴らしいギアそのもの。アウトドアとも相性は最高だと考えています。
作り手の想いや歴史も含めて、ぜひ生活の相棒として加えてみてはいかがでしょう。
渦 うどんざる
¥4,500価格
- 直径26.5cm ×高さ5cm
- 素材 篠